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2014年02月10日

ミャンマー軍、鹵獲装備のススメ

いやぁ、しかし寒いですねぇ・・・。
ご無沙汰でございます。

値段的には大したものでは無いのですが、なかなか入手しづらい物が手に入りました。

























ミャンマー軍、鹵獲装備のススメ
英軍のP37スモールパックのコピーのミャンマー軍雑嚢です。
自国(国ではないですが・・・)で装備品の生産ができないKNU(カレン民族同盟)にとって鹵獲品はとても重要で、
あらゆるものをミャンマー軍から鹵獲しています。
雑嚢もその中の一つです。

で、噂には聞いていたものの・・・予想をはるかに上回る雑な作りに驚きを隠しきれません(笑
ベトナム・タイ・カンボジア等々東南アジアの装備品や被服を色々見ましたが、ぶっちぎりです。


























ミャンマー軍、鹵獲装備のススメ
末端の処理もとにかくボロボロ。

























ミャンマー軍、鹵獲装備のススメ
切りっぱなしは当たり前です・・・。
内ポケットの素材も激薄でとても普通に使用する気にはなれません。
ツイッターでも交流させていただいているリトコフさん曰く、
ミシンのパワー不足で厚い面を避けてこのような状態になったのではないかとの事です。
ともあれ、珍しい品なので中にプチプチを詰めて装備のアクセントにしようと思います。


かつてイギリスの植民地だった場所で、少数民族が英国式の敬礼の伝統を引き継ぎながら、
このカタチの雑嚢で戦い続けている(表向き停戦合意はしてますが。)のはなかなか感慨深いものがありますね。

ではでは。



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この記事へのコメント
いやー奥が深いです。よく見つけましたね。英軍のオリジナル品より入手が難しいのではないでしょうか。

確かに作りが甘いですが、そこがまたローカル品のよさだと思います。かつての宗主国の装備がコピーしやすいのでしょうね。
Posted by Willard at 2014年02月11日 21:58
マニアックな更新ですね(笑)
ハミさんのブログを拝見して、東南アジアの軍用品を取り扱っているマーケットがあるのを始めて知りましたが、結構いろいろなアイテムがあるのですね。

作りがアバウトなのはお国柄かもしれませんが、その分、戦争が市民生活に密着している証でもあるのかな、と思いました。
Posted by Tanny at 2014年02月19日 08:48
>Willardさん
ありがとうございます!
元々ミャンマーの民芸品を売っている業者さんなのですが、ミリタリー用品も少量ながら扱っているのを発見しました。
味があってなかなか良いです(笑

>Tannyさん
そうなんです。
タイ軍なんかも結構ありますね。
カレン族は軍・民の分けがあるのか無いのか・・・
70年近く紛争を続けているので、戦争中が当たり前になっているのかもしれませんね・・・。
Posted by ハミハミ at 2014年02月24日 17:20
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